[IntelliJ IDEA] インストール後の設定(Pythonデバッグ環境の構築まで)

[IntelliJ IDEA] インストール後の設定(Pythonデバッグ環境の構築まで)

Clock Icon2019.08.27

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はじめに

開発環境として4年ほどIntellij Ideaを使ってますが、貸与いただいたMacに新規インストールした際に行った作業をまとめます。

環境

  • macOS Mojave
  • Intellij IDEA 2019.1

設定

JVMオプションの設定

メモリ周りの設定とローカルの編集履歴を多く残したかったので設定します。 IntelliJは、JVM(Java Virtual Machine)上で動作しているのでHelp > Edit Custom VM Optionsを開き以下の設定を加えIntellijを再起動することで設定が有効になります。

# ヒープサイズの最小値・最大値
-Xms128m
-Xmx512m
# コードキャッシュ領域の最大サイズ
-XX:ReservedCodeCacheSize=240m

# ローカルヒストリー
-DlocalHistory.daysToKeep=30

環境設定

  • Appearance & Behavior
    • Appearance
    • Use custom font > Ricty (フォントをRictyに変更する。*OS標準のフォントではないので別途インストールが必要です)
    • Window Options
      • Show memory indicator > check (メモリインジケーターを右下に表示する)
    • System Setting
    • Startup/Shutdown
      • Confirm application exit > uncheck (アプリケーション終了時に確認を行わない)
      • Passwords > In KeePass (Intellij内で使うアイパスの保存先*下で詳しく説明します)
    • Project Opening
      • Open Project in new window > uncheck (新規ウィンドウでプロジェクトを開く)
  • Editor
    • General
    • Mouse
      • Change font size(Zoom) with Command-Mouse Wheel > uncheck (エディター内でドラッグ&ドロップを使用可能にする)
    • Other
      • Strip trailing spaces on Save > Modified Lines (変更行の保存時の行末スペースを除去する)
      • Ensure line feed at file end on Save > check (保存時にファイル末尾の改行を確保する)
    • Rich-text copy
      • Copy as rich text by default > uncheck (デフォルトでリッチテキストとしてコピーしない)
    • Appearance
      • Show line numbers > check (行番号を表示する)
      • Show method separators > check (メソッドセパレーターを表示する)
      • Show whitespaces > check (空白を表示する)
    • Smart Keys
      • Surround selection on typing quote or brace > check (選択文字をクオートか括弧で囲む)
    • Code Completion
      • Case sensitive completion > uncheck (大/小文字を区別しない)

Pythonの実行環境の設定

すでにPythonの実行環境がすでにあることとIntellijのプラグインでPythonをインストールしてあるものとします。

1.File > Project Structureを開きます。

2.Platform Setting > SDKsを選択し、左上のプラスボダンを押してPython SDKを選択します。

fig1

3.Vurtual Environment > Existing environmentでシステムで利用しているPythonのパスを指定します。また他のプロジェクトでも使えるようにするためMake available to all projectsにチェックを入れます。

fig2

4.Project Settings > Projectを開いてProject SDKで3で作成したSDKを選択します。 fig3

以上でIntellijにてPythonの実行とデバッグ実行が可能になります。

他の細かなTips

DataGridで接続するときにパスワード保存をforeverにしているのに毎回パスワードを聞かれるのを防ぐ

DataGridを使用しているのですが、Redshiftに接続する際にforeverに設定してあるはずなのに毎回パスワードを聞かれてしまったのでその対策です。 少し調べるとJetBrainsのサポートに解決方法があります。

デフォルトではIntellij内のパスワードがNative-KeychainですがこれをIn KeePassにすることで解決です。 DataGrid以外でもPasswordを使っている場合はNative-Keychainですとforeverが効かなくなるのでIn Keypassに変更しておいたほうが無難です。

まとめ

新規にIDE環境を作るということはなかなかありませんが、いい機会なので自分の備忘録として整理をしました。 またこれからセットアップをするという方がいらしたら是非参考にしてみてください。お役に立てたら幸いです。

最後まで読んで頂いてありがとうございました。

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